お金の話【iDeCo】
まず始めましょうの4項目の1つiDeCo(イデコ)の話です。
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構成
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概要
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しくみ
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運用の利率
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税金の優遇
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まとめ
1.概要
簡単にいうと
自分で積み立てる年金
です。
なぜおすすめなのか??
大きな点は2つ
貯金より高い割合でお金が増える(可能性がある)
税金の優遇が受けられる
ということです。
しくみ
正確には”個人型確定拠出年金”と言い
個人型=国ではなく自分で
確定拠出=毎月決めた額を積み立てる
という年金です。
毎月、決まった額を積み立てて、そのお金で資産運用をします。(それぞれの職業にお応じて上限額が決まっています。)
そしてそのお金が自分の年金として受け取れるのです。
はじめかた
① 証券口座を作る
インターネットでiDeCoと検索すれば出てきます。
② 自分が勤める企業に必要書類を記入してもらう
ネットで証券口座申込をすれば一緒に届くと思います。
③ iDeCoで運用する金融商品を選ぶ
証券会社によって商品ラインナップが違う。
私は、積立上限額が12,000円なので
ONE日成長株DC年金楽天DC
の4つを合計12,000円分購入して積み立てています。
4.運用の利率
iDeCoで選べる商品には、定期預金となどの元本が保証されたものと、投資信託のような元本が保証されていない変動型があります。
定期預金は年間利回りが0.01%
投資信託は年間利回りが4~5%
投資信託は元本が保証されていないため、積み立てた額より少なくなる可能性がありますが、いろんな会社の株などを少しずつ組み合わせて作った詰め合わせパックのようなもので、どこか1社の株が大暴落してもダメージは少ないです。
利率の4~5%というのは、決して一時期の景気がいい時の数値を切り取ったのではなく、リーマンショックのような株価全体が大暴落なども想定しつつ、長期間運用した結果の利率なのです。
ちなみに、私はiDeCoを始めて4か月経過していますが、現時点の運用利回りは19.18%です。これが長期間運用されることで将来的に4~5%程度に落ち着くと思います。
利率だけを見れば投資信託一択ですが、定期預金はiDeCoの積み立てができる60歳までの年数が短い人に向いています。投資信託は長期運用するからこそ4~5%の利率が期待できるからです。
定期預金は利率は低いですが、税の優遇はちゃんと受けられます。
5.税金の優遇
掛け金が全額所得控除される
運用益が非課税
というものです。順に説明していきます。
掛け金が全額所得控除
仕事などをして収入があれば、その額に応じて所得税を納めなければいけません。
しかし、iDeCoの掛金は、所得税の計算に加えられないのです。
といっても、掛金が税金でとられない(タダで積み立てできる!)ではありません。
所得税は、
1年間の所得-所得控除=課税所得×所得税率
で計算されるので、何円得をするかは計算が必要です。
ですが細かいことはいいんです。得をして年金を積み立てられるので。
運用益が非課税
iDeCoは毎月の掛金で投資信託をはじめとした金融商品を購入することでその利益を得ます。
通常、金融商品で得た利益は約20%の税金がかかります。しかし、iDeCoで得た利 益は非課税なのです。
この2つが大きなメリットで、このほかにも受給時に控除が受けられるというものもあります。
6.まとめ
iDeCoは税金の優遇を受けながらお金をためていける、けっこうスゴい制度です。
利率の話で触れた、定期預金の0.02%と投資信託の4~5%の差。これについてもいずれお話しようと思ってます。利率の差についてちゃんと考えたとき、銀行の意味を疑いました。
投資信託とはなにか?金融商品のリスクとは?もいずれお話しようと思います。
ではまた。