【お金の話】つみたてNISA
はじめに
「はじめにやるべきこと」に書いておきながらずっと放置していたNISAの話。
ついにやります。
iDeCoでもNISAでも投資信託には触れる必要があったので、途中で投資の話を挟んでしまい、記事をアップするのが遅れてしまいました。
あと、記事を書いていなかったのはモチベが保てずさぼってしまっていたこともあります…反省
1.NISAとは
まず大前提。NISAとは何か。
一言でいえば 投資をするための口座 です。
通常、株や債券などの金融商品を買って資産運用をする場合は、証券口座が必要なのですが、証券口座の中にNISA口座があると考えてください。
通常、金融商品で得た利益には、税金が20%かかります。が、NISA口座で運用して得た利益は非課税になるのです。
2.2つのNISA
NISAには2種類あって、
NISA(一般NISA)
つみたてNISA
の2種類です。
その違いは、
年間投資額、非課税運用期間、投資商品、購入方法
などです。一覧表ではこんな感じ。
一般 | つみたて | |
年間投資額 | 120万円 | 40万円 |
非課税運用 期間 |
5年 | 20年 |
投資商品 | 株・投資信託・ETF等 | 投資信託、ETF |
購入方法 | 一括又は積立 | 積立 |
一般NISAは投資のことを理解していて、短期間で利益が狙えるひと向け、つみたてNISAは投資初心者などで長期運用を見据える人向けという感じでしょうか。
3.つみたては最強!?
投資初心者はつみたてNISAで運用を始めれば、あとは基本ほったらかしでOKなのでおすすめです。
投資の神様的な人も、
株の値動きに人生をかけている人ならともかく、それ以外の人はインデックス投資を長期保有しておけばよい
という意味のことを言っているそうです。
インデックス投資というのは、投資信託の話でも触れましたが、いろんな会社の株の詰め合わせパックのようなもので、平均株価と同じ値動きをねらう金融商品です。
大きな値動きは期待できず、長期保有での年間利回りは3~7%程度なのですが、アメリカの株価であるS&P500に連動するインデックス投資は、ずっと右肩上がりで来ているというのが結果で出ています。(世の中「絶対」はないので、「絶対上がり続ける!」とは言いませんが。)
なお、買うべきインデックス投資は「米国株式」または「全世界株式」です。国内株式のインデックス投資に未来はありません。
そしてインデックス投資の購入方法として、「ドルコスト平均法」という購入方法が薦められています。
毎月、定額の購入をすることで、仮に株価が下がれば多い口の購入ができる、逆に株価が上がれば購入口数が減るということです。
この購入方法の利点は、長期的に価格変動リスクを低減させることができるのです。
つみたてNISAは毎月の定額購入をして積み立てていくものなので、自然とドルコスト平均法を実践しているのです。
4.長期保有すべし
インデックス投資は長期保有することで、右肩上がりの利益を得ることが期待できます。そしてつみたてNISAは20年間の非課税運用期間があります。さらに、毎月の定額積み立て設定ができます。
そのどれもがインデックス投資と相性抜群です。
一般NISAは株式も購入できるので、短い非課税運用期間ながらも、株の値動きが予測できる人にとっては利用価値は高いでしょう。しかし、大部分の人はそうではありません。私もつみたてNISAで資産運用しています。
毎日、楽天証券のマイページを確認して、少しずつ増えていく資産を見てにやにやする日々がこれから20年待っているのです。